フリーライターより副業ライターがお勧めですよー
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ほんと、笑い話のようですが、「辞めてはいけない」という本を執筆した後に、「ポジティブに会社を辞める本」というのを上梓しました。
周囲には「どっちやねん!」ってツッ込まれましたが、まさしくその通り!
辞めずに会社で働きながら副業としてライターをしていた時と、ライターを本業にしてフリーになった時を経験した身としては答え一発、「辞めてはいけない」が正解ですね。
フリーになると時間の制約も無く、書きたいものが書けると思いがちですが、食うために書かないといけないので、諸々の制約がかかります。
言いたい放題書いてしまうと、それこそ発注先からクビになってしまう。
スポンサーさんの顔色も見ないといけないし、媚びを売りすぎるとあざとくなる。
それに比べ、副業ライターの時は誰の顔色も見ずに書きたい放題。肩書にジャーナリストを使うことがありますが、当時の方が切れ味がスッキリしていて、本質に迫ったライティングが行えていたと思います。
それもこれも安定した収入があるからに他ありません。
言い方が雑かもしれませんが、嫌なら書かなければ良いのですから・・・。
後、フリーライターは掃いて捨てるほど居ますが、サラリーマンをしながらジャーナリストをしているなんて珍しい存在ですよね。
世の中、希少価値があるライターには興味がありますが、その他大勢のライターには目を向けてくれません。
珍しさも相まって当時は原稿の依頼や、テレビやラジオ出演の依頼、講演依頼がひっきりなしでした。それもこれもサラリーマンの肩書があったからこそ。
そのことに気がついたのは辞めてからしばらくしてからのこと。
自分に実力があれば腕一本で勝負できるなんて甘チャンな考えでした。
私クラスのライターなんてどこにもいます。
そのことに気がついたのも会社を辞めてから。
だったら再就職をしたらいいじゃないってなりますが、もう40歳を過ぎていましたし、会社も作っていましたし、離婚もしていたし、大阪から上京もしていたので引くに引けない。
ゴーストライターをしたり、サラリーマン時代に知り合った編集者に頼み込んで何とか食いつないできました。仕事が無い時はバイトもしました。
それも50歳を過ぎてくると、仕事も目減りしてきます。
もし、今勤めながら副業をされている方がおられるなら、独立を考えずに副業のまま進められることをお勧めします。ほんま、フリーはしんどいですよー。
#ポジティブに会社を辞める本 #副業ライター #ジャーナリスト